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Figure skating : 宇野昌磨選手との歩み ~ その1から一年 ~

タイトルを勝手に『宇野昌磨選手との歩み』としてちょっと書いてみようと思ったのがちょうど一年前。書き始めてすぐに「その1」では収まらないことは分かったけれど、振り返るだけではなく現在進行形に移ったので、たった一年の間だけでも色々とありましたよねぇ。

しかし、今日はこれまでを振り返りたいわけではないので、宇野選手のフリープログラム楽曲決定!を始めとした最近の話題でいきますよ。





【ジャンプ以外のフリー振付けは終了☆】
宇野選手が「全く新しいプログラムを作る」と語っていた今シーズンのフリープログラムの振付は、振付師のD・ウィルソン氏が来日しての短期集中で終了したようで何より! 途中でウィルソン氏の来日延期という情報もあったが、公式サイトのメッセージでは「8月の中旬より振付を開始し…」となっていたので、その時点の計画上では予定どおり。

弟さんのTwitter情報では本田コーチと一緒にジャンプを入れての振付に取り掛かっているようだけど、(弟さんのタグどおりに)ホントにこれからが大変そう。でもよ~~~やく新たに滑り込むプログラムが出来て、意気込みもぐぐっとアップしていいるだろうな♪

【フリーの楽曲】
昨日公式サイトで発表されたフリープログラム曲は…

曲目:Dancing on my own
作詞・作曲:Robyn and Patrik Berger
アーティスト:Calum Scott
振付師:David Wilson

昨日Twitterで呟いたとおり、カルム・スコットが歌う”Dancing on My Own”はこの夏休みに繰り返し聴いていた曲だったので、ホントに「おぉっ♪」だった。この夏休みに繰り返し聴いていたのは、宇野選手の新プロはどんな曲になるのかな?!という興味からでもあり、でも、メロディーやリズムに大きな変化がないのでプログラム曲としては難しいかな、でもでも、THE ICEで”This Town”を持ってきたということは似た雰囲気になるのかもよ、でもでもでも、「ボーカルも入っていたような?!?!」って言っていたっけ、これはもろにボーカル曲だよねぇ…

…と脳内で独り言を繰り返しつつも聴き続けていたのは、結局は旋律と歌声そのものの魅力ゆえ。

ついでに…、同じ雰囲気の曲として聴いていたのが、ノルウェーのクルト・ニルセンが歌うLive版の”Never Easy”。この人はデビュー時にはルックスがどうたらこうたら言われちゃったけれど、Liveでも絶対に音階を外さない歌いっぷりは、パパダキス&シゼロンのエッジがピタッ&ピタッと決まり続ける様子と重なるものがある。要するに良いものは心地よい。

もうひとつついでに…、私は音楽をジャンル分けするとしたらハードロックが一番好きなので、ショートプログラムが”Great Spirit”になると判る前には、ロックで気持ち良く&伸び伸びと滑って欲しい、でも、いかにものロックでは宇野選手の唯一無二の滑りに似合わないので、ちょっとブラジルの民族音楽色もあるANGRAの楽曲の中で、ギタリストのラファエルが初めてボーカルをとった”Out of This World”なんか良いんじゃないかなぁ~と思っていた。規定時間内に編曲も出来そうだし、旋律とリズムに変化もあるし、何よりも聴いていると気持ちが解放されるんですよ。

いかん、勝手に推薦曲で脱線してしまった。 

【曲の解釈/経験値】
私が楽曲を好きになるポイントは一番にメロディーで、リズム、歌声、演奏がきて、その次に歌詞かな。メッセージソングでない限りは歌詞はメロディーに上手く乗っていればいいというくらいなので、必然的に聴くのは洋楽が多くなる。歌詞に限らず言葉の意味を解釈するのが好きなので、時として母国語の歌詞は強く迫り過ぎるのかもしれない。

フィギュアで使われる楽曲としては、昨年のNHK杯の時にも書いたとおり、私は歌詞なしの方が断然良いと思うのだが、スケーター達が歌詞に縛られない表現を展開してくれるのであれば、曲が増える分だけ可能性も広がる。カルムが歌う”Dancing on My Own”の歌詞は様々に解釈ができるし、中には揶揄する者もいるだろうが、宇野選手が氷上でどのように表現していくのかとても楽しみだ。

表現のひとつとして演じることがある。私は『THE ICE 2019 大阪編 その②』で述べたとおり、爽やかさと情念を併せ持つ”This Town”の演技を目の前で観たことで、宇野選手が持つ「ある世界を表現する演者としての可能性」も大きいのではないかと思ったが、もちろん「ある世界」とは歌詞どおりの世界ではない。自身が探究して「これだ!」と掴んだもの。

私が大好きな俳優ジャレッド・パダレッキはキャラクターを演じることについて、「作られた世界の中で、より真実に近いものを追い求めて体現する」と表現していた。俳優が自身が経験したことしか演じられないのでは失格で、表現するための探究自体が経験となっていくのだろうと思う。

今シーズンの宇野選手も、今までとは違う振付師による競技プログラムを滑りこんでいくことによって、スケーターとしても人間としても経験値が増えていくだろう。そのこと自体も楽しみだ。

【ショートの楽曲】
フリーの楽曲が決まったといっても、編曲がどうなるのかはまだ謎で、変化を付けるためにリミックス版を混ぜたりするのかもしれないが、ここは思い切って一曲をそのまま使ってほしいな(もちろん規定時間編集は有りで)。

編曲がどうなるのか?という意味では、ショートの”Great Spirit”も同様で、エキシビション用をそのまま生かすのか?リミックスで変えるのか? そのままの方が耳なじみがある分だけ盛り上がるけれど、演技の要素は変わるので違和感があるかもしれず、こちらも全く新しく作るプログラム同様に難しそうだ。

宇野選手の”Great Spirit”演技中の画像には、猛々しかったり、神々しかったり、本当に様々な表情が捉えられているが、時事ドットコムのツイートに使われていた画像の表情がとっても楽しそうでいいな♪(と思ったので拝借いたします…)

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【囲み記者会見映像】
7月に開催された全日本スケート連盟のフィギュアシニア強化合宿に関しては、これまでにKISS&CRYさんを始めとした詳細レポート&記事によってしっかりと伝わっていたが、「出来れば映像で拝見したい」という願いがかなって、フジテレビ公式がインタビューをフルでアップしてくれました~ 詳細レポートでもカットされていた言葉を全て聴くことができるのは本当にありがたい。


選手たちはそのまま公開されるのは怖いところもあるだろうが、やはり「そのまま」は雄弁だ。宇野選手の場合は質問を受けてから答えるまでの間や表情自体が語るものも多く、言えないことを置いて話す時の表情に、あ、もうこれ以上はいいですよ…と声をかけたくなった。

他の選手のインタビューにも目を通して、皆さんしっかりしてるな~と感心! 特に今シーズンシニアデビューの島田高志郎選手と横井ゆは菜選手の語りっぷりが大人で、会社の新入社員だったら「できる!」と社内に噂が駆け巡りそうだ。

【THE ICEの思い出】
THE ICE大阪公演については一杯書いたけれど、大阪より後の話題では特に画像で楽しませていただきました♪

スポナビ:坂本清氏のインスタに昌磨くん&昌子ちゃん画像をたくさんアップしていただいて嬉しいですね。

フィナーレの男子コラボで上着(シャツ)をこんなも~ん!という感じで剥ぎ取っているところも入っていて、昌子ちゃんメイクがちょっと残っているのが更に雰囲気アップでよろしい♪ 昌子ちゃんは(中の人?!同様に)姿勢が良くて、お手々は振っても媚びないところが好印象で、センター争奪総選挙があったら投票して応援したくなる。コスプレ?!としては黒Tシャツがいい仕事してますね。さすがに肩が出るとごつい印象が出てきちゃうだろうから。アレンジがナイスです。

余談だけど、昌磨くん&昌子ちゃんという呼び名?!は、ラテン言語の国ではShomaが女性で、Shokoの方が男性っぽく響くよね、きっと。

昌子ちゃんに目が奪われていたけれど、真凛ちゃんの衣装はコスプレ的には『CHUCK/チャック』のサラってことでもいいんじゃないかな(細部は違うけど)。海外のComic Con等ではいまだに人気のコスプレだし。サラは(ゲームも含む)オタクで頼りない主人公チャックを密かに守る凄腕諜報員なので、昌子ちゃんを守りつつ、ダンスバトルの剣舞にハイキックあたりで参戦しても良かったかも。

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ちなみに『CHUCK/チャック』のサラはこんな感じです♪


by yuuyuu970 | 2019-08-17 16:29 | フィギュアスケート | Comments(0)

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