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Figure skating : 宇野昌磨選手との歩み ~ GPF エキシビション等々 ~

いよいよ全日本選手権が近づいてきましたね。そして宇野昌磨選手も21歳☆ 弟さんの本に書かれていたこと考えると、誕生日は春先あたりになるはずだったんでしょうね。それが師走の誕生になってご両親はとても大変だったはずだから、やはり誕生日は「親に感謝する日」にふさわしい(さすが田中先輩☆)。

今日はグランプリ・ファイナルのエキシビションからのあれこれを少し書いてみます。

【やっぱりニヤニヤ】
グランプリ・ファイナルのエキシビションは”Time After Time(以降、TAT)”の方。いまだにグレート・スピリッツは海外では披露しないままですね。NHK杯で放送上は国際デビューできたけれど、日本以外での会場の反応も知りたいので、次の機会では是非!(…でも、チャンスは四大陸選手権くらいか?!)

今回のTATも、GSカナダ大会のエキシビションと同様に、もうなんかわからんけどニヤニヤしながら観続けてしまう♪ 私はジャズは得意でも好みでもないが、昌磨くんの演技と共にとても心地よく入ってきて、しばらく頭の中でエンドレスでリピートされる。ミュージシャンにとっては自分の楽曲で宇野昌磨選手に滑ってもらうメリットはかなりあるのではないかなぁ。少なくとも相当数の新規リスナーを獲得できそうだ。

TATでの演技ではジャンプとスピンにミスはあったが、演技後の本人のコメントのとおりにエキシビションの演目としてはそれも良し!で、特にアドリブのスピンは観ていてなかなか面白かった。

即興はジャズの醍醐味でもあるしね。

【言語化】
宇野選手のグランプリ・ファイナル後のコメントを見聞きすると、1位ではなかったことへの謝罪は必要ないと思うが、その他はそのまますんなりと受け入れられた。まぁ、言葉足らずかなというコメントもあったが、本人の言葉が足らなかったのか、記事の中で端折られたのかは分からないし、言葉が足りないと思われるコメントでも読解すればいいだけの話。

私は贔屓目なしでも言語化に優れているなと思うし、最近は特にそう思う。どこから言葉を見つけてくるのだろう。

宇野選手の海外での注目度も高くなって、コメントが英訳されることも多くなった。翻訳されると”Lost in Translation”が起こるのはどの言語間でも、誰のコメントの場合でも同じだが、私が目にする限りでは宇野選手のコメントは素直にシンプルに訳されていて、現実的なところやそのまんまの素直な言葉がいい具合にユーモラスになっていて、面白い英語コメントになっていることが多い。本人はあまり意識していないだろうが、ジュニアの頃から海外の大会に参加することも多く、己の道を行くことで、かえって感覚がユニバーサルなのだと思う。

大会後のコメントからは自分を信じることの難しさや葛藤も伝わってくるが、そりゃあ~難しい!し、まだ若いアスリートとしては当然の課題でもあるので、そこに関しては特に心配はしていないが、大いに心配なのは素人にはわからない業界事情というものになるかな…。伊藤みどりさんの時も、浅田真央さんの時も、溌剌として滑っていた彼女たちがスケートを楽しめなくなる過程と状況が、詳細はわからないながらもかなり辛かった。

樋口コーチはみどりさんの時にとても近いところにいらっしゃっただろうし、真央ちゃんに関しては昌磨くん自身も感じることが多かっただろうと思う。陣営も本人もできる限りの対応をするだろうし、(ちょっとお花畑的思考になるが)私は”男子のメンタリティ”にちょっと望みを託しているようなところもある。

そして、今は(弊害もあるものの)マスコミを通さずに自身の言葉を発信することもできるし。

【良かった♪】
宇野選手の場合は公にはSNSでの発信はないので、彼が直接言葉を出すことができるのは公式サイト。今回もいいタイミングで報告があってありがたい。

グランプリ・ファイナルではシニアは日本からの男子選手はひとりだったが、ジュニアの部に出場した島田選手とそんなに楽しく過ごせたとは良かったね~「年上として何かしてあげたことはほぼありません」というが、そこに居てやっていることを見てもらうのが先輩としての一番の役目。たとえ協力ゲームで協力する気がないとしても、役目は十二分に果たしていると思うよ。

ついこの間まで小さかったこうしろう君に背丈では一気に抜かれたので、ゲームでは負ける気はさらさらないはずだ~

【現実主義者の恐ろしや案件】
大会後のTV朝日の番組では、宇野選手のフリー前に靴紐が切れた場面が放送されて、出番直前に切れたことよりも映っていたことに慌てる様子にちょっと笑った。「スケート靴の紐が切れる/ブレードが壊れる」はファンとしてはかなり恐ろしや~という案件だが、「切れるので」と言われると、そうだよね…と思う。このあたりが不思議なくらいに現実的。

しかし、織田くんの靴ひも事件もまだまだ記憶に新しいことだし、くれぐれも試合中に切れることがないように管理をお願いしますよ!

【「できた!」を聞きたい】
前回投稿の「グランプリ・ファイナル2018」で、宇野選手のフリーをTV画面で観てあれ??という涙があったと述べたが、その後にもう一度観た時にも涙腺が緩んできて、ここにきて『月光』は私の綺麗基準にガッチリと当てはまったみたいだ。

宇野選手が今シーズンの新ルールに絡めて「綺麗に見せなくてはならない」とコメントしていた時には、正直に言うとちょっと不安があった。それは、挑戦していこうという意志と「綺麗に見せる」という方向性が上手く合致するのか?!という疑問でもあったのだが、まだ完成形ではないものの戦う意志と美しさがしっかりと合致してみえる。

そして、シーズン序盤での印象とは打って変わって、4分間のプログラムがとても短く感じる。それだけ練り上げられてきているのだと思う。だからこそ、昌磨くん自身が満足できる演技を是非とも観たい。

それが今週末の全日本選手権でみられるといいなと思う。そんな期待がプレッシャーにもなるのだろうが、昨年は連覇しても眠れないほどの悔しさがあって、それが本物の自信への妨げにもなっていると思うので、自分自身のために滑ってください☆

by yuuyuu970 | 2018-12-17 00:19 | フィギュアスケート | Comments(2)

Commented by アキ at 2018-12-17 00:47 x
宇野さん、お誕生日おめでとうございます!満足のいく年になりますように祈っております。ブログ主さま、いつも温かな応援をありがとうございます。
Commented by yuuyuu970 at 2018-12-18 00:10
>アキさん

いつもありがとうございます。
21歳の宇野選手が怪我なく健康に、そして、本人が満足できる演技ができるように願っています。
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