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2年を振り返りつつも前へ

今日は熊本地震の本震からちょうど2年。
4/14の前震も激しかったが、4/16の本震は一瞬で恐怖を通り越して「皆が死んでしまうまで揺れ続けるのだろうか?!?!」と冷静沈着に地響きと揺れの真っ只中にいた。知人は「殺気を感じた」と表現していたが、多分私も同じで”覚悟”したのだと思う。

そこから2年が経って周りを見渡して一番思い知るのは、被害家屋の解体が進んで更地が増えたが、家屋の再建はなかなか進まないこと。自宅付近は被害としてはそれほど大きな地域ではないのだが、それでも半数近くの世帯がまだ戻ってこられない。最近も一昨年末に解体されたご近所の方が庭の手入れのために来られていたが、まだ建築予定は立たないのだそう。かくいう自宅も外壁とブロック塀の修理は済んだものの内壁はガムテープでべたべたの状態で、業者不足と建材価格の高騰を何度も耳にすると、東京五輪がなければなぁ~と恨めしい言葉を口にしたくなるな。

私自身はというと、最近ちょっと脳細胞が再生されてきたかな?!?!と感じている。前震と本震直後からしばらくは冷静に頭がフル回転している感じで、これは『”予備タンク”の不思議』として書いた身体的な状態と同様にアドレナリン効果だったのだと思う。もちろんそんな状態は長くは続かないし反動もやってくる。約半年が過ぎたあたりから「早期認知症か?!」と危惧するくらいに短期記憶が危うくなり、何をするにも集中力がガタ落ちで、その年末には真剣に脳力のリハビリを翌年の目標として掲げたくらいだった。

脳力のリハビリと言っても特別な脳トレをしたわけではなく、「これは年齢的なものなのかな?!」と諦めかけてもいたのだが、ここ数ヶ月で少し回復の兆しを感じている。やはりそれくらいの期間がかかるものなのかな??

きっとまだしばらくは「改善した?!」と思ったら「やっぱりダメ?!?!」の繰り返しだと思うけれど、3年後にはもっと改善ポイントを挙げられるように、亀の歩みであっても前へ進んでいこう☆


by yuuyuu970 | 2018-04-16 20:34 | 2016年熊本地震 | Comments(0)

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